メイク汚れをオフして肌をリセットするのに欠かせないクレンジング。
合わないものを使って肌が荒れる経験をしたことはありませんか?
クレンジングがどうして肌荒れを起こしてしまうのか、原因を知って正しい対処法を身につけましょう!
目次
どうしてクレンジングが肌荒れを引き起こすの?
メイクや皮脂汚れを落とすクレンジングは、どうして肌荒れの原因となってしまうのでしょうか。
使い方やクレンジングのタイプをチェックしてみましょう。
強くこすっている
まず一つ目にあげられる肌荒れの原因は摩擦によるものです。
クレンジングをする際に無意識のうちに強くこすってしまっていませんか?
ゴシゴシ洗うとよく落ちそうな気がしますが、クレンジングでこするというのは絶対にやってはいけないことです。
メイクの粉やラメを肌に押し付け傷つけてしまい、角質にダメージを与えて肌荒れの原因となるのでやめましょう。
洗浄力が強すぎる
クレンジング後肌がつっぱるような気がする、そんな使用感があるなら洗浄力が強すぎる可能性があります。
必要以上の洗浄力は肌の潤い成分を取り除いてしまい、バリア機能を低下させてしまうのです。
結果として刺激に弱い肌を作ってしまい、肌荒れの原因となってしまいます。
W洗顔をしていない
「このクレンジングはさっぱりした洗い上がりだから、W洗顔は省いていいや…」とサボっていませんか?
W洗顔が必要なクレンジングを使用しているのに行わないと、肌に残留した洗浄成分がトラブルの原因となってしまいます。
W洗顔不要と明記されている分には省いて構いませんが、必要な製品ならきちんと洗顔も行いましょう。
クレンジングで落としきれなかった皮脂や毛穴の汚れを落とす役割もありますので、忙しいからと省かないようにしてください。
クレンジングで肌荒れを起こさないための対処法
きれいになるために頑張っているクレンジングが逆効果になっている…そんな状態から脱するためには、どのような対策をすればいいのでしょうか。
汚れをすっきり落として美しい肌にしていくには、正しいクレンジングに関する知識が必要です。
クレンジング方法を見直す
誰でも今日から始められるのが、洗い方を見直すというものです。美肌に導くクレンジングにはいくつかコツがあります。
まず大切なのが時間をかけすぎないということ。
肌の上にクレンジングをつけている時間が長くなればなるほど、負担になってしまうので気をつけてください。
長くても1分で洗い流すようにしましょう。肌にのせるときは小さい螺旋をやさしく描きながら伸ばし、こすらずにクレンジングしてください。
1分経過したら人肌より少し低いぬるま湯で最低20回はすすぎましょう。
肌質に合ったクレンジングを選ぶ
オイル、リキッド、ミルク…クレンジングには様々な種類があり、自分に合うものを探し出すのが大変です。化粧品は使ってみないと分からない、というのが正直なところ。
まずはサンプルなどで一通り集めて試してみるといいでしょう。筆者はオイル・リキッド・ミルク・クリームをすべて試したところオイルと相性がいいと分かりました。
一番悪いのはクリームタイプで、どのメーカーのものを使っても肌荒れが起きてしまい肌質に合いません。
各種類の特徴や肌質に合わせた選び方はとても重要ですので、後ほど種類別に詳しく紹介します。
メイクの濃さに合わせる
普段どんなベースメイクをしていますか?
リキッドやパウダーなど種類がありますが、クレンジングはベースメイクに合わせて選ぶのがコツのひとつです。
もしリキッドやクリームなど油分の多いタイプなら、同じ油でできているオイルタイプを選びましょう。
パウダーファンデーションを使っているなら、オイルクレンジング以外の洗浄力が比較的弱いタイプでも構いません。
肌質に合ったクレンジングの選び方
クレンジングは種類が多く選ぶのが難しいため、「合うものが見つからない」と悩む女性は非常に多いものです。どうすればしっくりくるクレンジングに出会えるのか、選ぶ基準を解説していきます。
タイプ別の特徴をチェック
まずはクレンジングの主な種類とそれぞれの洗浄力を比較してみましょう。
この表を元に、自分が普段どのようなメイクをしているのか思い出してみてください。
それと合わせて肌質も照らし合わせてみましょう。筆者の場合はメイクを控えめに軽くしているのですが、毛穴が詰まりやすくオイルクレンジングで洗浄しないと肌荒れが起きてしまいます。
乾燥肌ではないのでオイルタイプの洗浄力で洗っても乾燥トラブルは起きていません。このような基準で選んでみるといいでしょう。
もし極度の乾燥肌でクリームファンデーションを使用しているなら、メイクを見直すことも必要です。
しっとりしたスキンケアをしたあとに肌負担の少ないミネラルファンデーションで整え、クリームクレンジングでも落ちるような工夫をしてみるといいでしょう。
数回分のサンプル使用で大まかな相性は分かる
もし気になるクレンジングがあるのなら、数回分のサンプルを使用することをおすすめします。いきなり現品を購入するよりも、自分に合ったクレンジングを見つける賢い選択です。
数回使用すれば相性は分かり、2~3度の使用で手ごたえが感じられれば現品を購入して1ヵ月ほど継続使用してみましょう。サンプルがない製品ならミニサイズを買って試してみてください。
さいごに
クレンジングはメイク汚れを落とす大切なお手入れのひとつです。
洗浄力が強いため正しく使用しないと肌荒れを引き起こし、トラブルの元となってしまいます。
肌質に合ったタイプを選んですばやくやさしく洗えば、肌荒れなどのトラブルから開放されることが期待できるでしょう。
サンプル使用で相性のいい製品を見極め、肌を美しくするクレンジングをしてみてください。